夜勤

夜中に、骨の上に皮を貼り付けたような痩せた女性が「頭が痛い…」と突然来院。そんなに意識がはっきりしておしゃべりもできて歩けるようなら朝まで待って診察を受けたほうがいいのではないかとは思ったけど、ま一応診察。普段飲んでいる薬は?という質問に、抗精神薬の名前をズラズラと上げて(多分1日70錠ぐらい飲んでる)、普段行っている病院がお盆休みでくすりが切れたんです…と暗に薬出せという雰囲気ではありましたが、先生は無言。そりゃ出せないわな。とりあえず鎮痛剤の軽いものを処方したのですが、渡したとたんに(夜間は看護婦が処方する)全部開けてその場で飲まれてしまい(1日分)、「これではきかないんです、もっと処方してください」と責められ、無理ですと言うと首を絞められそうになり、とりあえずつきとばしてから同僚と先生を呼び、警察に通報し患者さんを保護してもらいました。顔見知りの警察官に「被害届けだしますか?」と聞かれましたが、いいわめんどくさいから、逆恨みされても困るし。でもこういう人って診察代を払ってくれるのかしら? と言ったら、障害者認定を受けていて生活保護を受けてるから平気でしょうとのこと(常連らしい)。あー、最近多いねこういう人。多分一生社会復帰できなくてまともな人生の楽しみも味わえなくてかわいそうだなーとは思うけど、真面目に働いている人間を邪魔する権利は無いと思います。まったくもー、一番忙しい時間に…。まあ慣れましたけどね、こんなこと。


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